徳川慶喜
ここ最近、愚僧は徳川慶喜に着目している
火曜日は大学で漢文と漢詩の講義をうけているのだが、それらはあまり熱が入らず、それよりも大学の図書館の蔵書の中から徳川慶喜さんの本を手に取った
なぜ徳川慶喜なのか?
現在、愚僧は口にだしてはいけない事柄が腹の中にある
将来はそうなっているであろうという憶測である
「そうなって当然だ」と、愚僧は思う
しかし、現状が続くのがよいと思っている人達があまりにも多すぎる
一番最初にいい時代を味わってしまうと、どうしてもそのいい時代を基準に考えてしまう
もう少し踏ん張ると、再び自分らにとっていい時代がくると思っているのである
「現在」は「過去」の結果である
今現在、この様な状況であるならば、
「未来」は、ああなっているであろう
聡明な徳川慶喜さんが、もし近くにいたら
愚僧に対して微笑を送ってくれるかもしれない
愚僧は慶喜さんに心のうちを吐くであろう
「今までのやり方ではもたない
そして、今までのやり方をかえる力は
ないだろう」と