地元のおじさんと酒を飲む
昨日のこと
夕方
地元のある一家がお寺に来られる
家内のお客さんだ
エステルームに奥さんがいる間
子供2人と夫を預かってくれということだ
子供の面倒をみてくれはよくあるのだが
夫の相手をしてくれと言われるのは初めてだ
しかも、その【夫】とは
地元で有名なおじさんだった!
(年齢は愚僧の一つ上)
まあ、共に子供を少林寺拳法八幡道院に通わせているので、親睦会みたいなものだ
奥さんがエステルームにいる間は二時間だけである
愚僧はせっかくおじさんが来たので、お供え物のウイスキーピュアモルトの封をあける
高名なおじさんはさすが豪の人だ
愚僧とおじさんはドラクエでいうと
「ガンガンいこうぜ!」のノリで
【飲酒】の修行をする
奥さんがエステルームから帰ってくると
奥さん(あきちゃん)
あきちゃんは酩酊した夫の姿を見て
「なんでこんなんなってるん?」と驚いていた
【一日一生】いちにちいっしょう
「時間がないから出来ない」は言い訳だ
おじさんはフラフラになりながら、外に行き駐車場に向かった
すると
お寺の駐車場から、けたたましくクラクションが何度も鳴り響いてくる
どうやら、おじさんは酩酊し過ぎて誤って防犯クラクションを鳴らしてしまい、しかも解除の仕方がわからないらしい
「なんやなんや!」
速やかにあきちゃんは夫を救出するために走りだした
【酔っ払った夫】とは、保育園児の息子よりも面倒なのである
愚僧の酒仲間はたくさんいて、猛者がキラ星の如くいる
このおじさんも星である
【酒】の修行は甘くない
おじさんと愚僧は
八幡の星になるために
今日も八幡のたいこ橋の上で
石清水八幡宮を仰ぎながら
「ウオーーー」と雄叫びをあげ続けるに違いない